System.Win.ComObj.TConnectionPoint
Delphi
TConnectionPoint = class(TContainedObject, IConnectionPoint)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TConnectionPoint : public System::TContainedObject
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | System.Win.ComObj.pas System.Win.ComObj.hpp |
System.Win.ComObj | System.Win.ComObj |
説明
TConnectionPoint は、1 つの送信インターフェイス用の IConnectionPoint インターフェイスを実装しています。
TConnectionPoint は IConnectionPoint インターフェイスを実装しており、クライアント アプリケーションはそのインターフェイスを呼び出して、特定の送信インターフェイスに関心があることを登録します。 その送信インターフェイスでは、クライアントが実装するイベント ハンドラを定義します。 クライアントは IConnectionPoint を使ってこのインターフェイスの実装（イベント シンクと呼ばれるもの）を渡し、イベントが発生したときに呼び出せるようにします。
イベント サポート コードを生成するウィザードでは、TConnectionPoint 型のクラス メンバを自動的に作成し、それが、クライアントから渡されたイベント シンクのリストを保守します。
TConnectionPoint オブジェクトは以下の機能をサポートしています。
- イベント セットなどの送信インターフェイス。
- 送信インターフェイスの IID を列挙する機能。
- その送信 IID のオブジェクトとシンクとを接続/接続解除する機能。
- 特定の 1 つの送信インターフェイスに対して存在する接続を列挙する機能。
IConnectionPoint および IConnectionPointContainer インターフェイスは、OLE のイベント処理で使われるものです。 ウィザードではコントロールのイベントが自動的にセットアップされるため、ユーザーがこれらのインターフェイスを直接使用しなければならないのは、標準の VCL 実装を変更したい場合や、ウィザードでイベント サポート コードを生成しない COM サーバーに対するイベントを追加したい場合だけです。