Vcl.ComCtrls.TCustomDrawState

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Delphi

type TCustomDrawState = set of (cdsSelected, cdsGrayed, cdsDisabled, cdsChecked, cdsFocused, cdsDefault, cdsHot, cdsMarked, cdsIndeterminate, cdsShowKeyboardCues, cdsNearHot, cdsOtherSideHot, cdsDropHilited);

C++

typedef System::Set<Vcl_Comctrls__9, Vcl_Comctrls__9::cdsSelected, Vcl_Comctrls__9::cdsDropHilited> TCustomDrawState;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
set
typedef
public
Vcl.ComCtrls.pas
Vcl.ComCtrls.hpp
Vcl.ComCtrls Vcl.ComCtrls


説明

TCustomDrawState は、カスタム描画状態を示します。

TCustomDrawState は、コントロールの描画方法に影響を与える状態情報を示します。


これには、次の値からなる描画セットが含まれています:

意味

cdsSelected

コントロールまたは項目が選択されている。

cdsGrayed

コントロールまたは項目が利用不可になっている。

cdsDisabled

コントロールまたは項目が無効になっている。

cdsChecked

項目がチェックされている。

cdsFocused

コントロールまたは項目に入力フォーカスがある。

cdsDefault

デフォルト項目である。

cdsHot

項目がマウスポインタの下にあり、HotTrack プロパティが True である。

cdsMarked

項目がマークされている(マークが付いた項目は、デフォルトで影付きで表示)。

cdsIndeterminate

項目は選択も選択解除もされていない。

cdsShowKeyboardCues

項目は、描画されるときにキーボード キューを使用する。

cdsNearHot

項目は、「マウスの下」状態にあるコントロールの一部だが、項目自身が「マウスの下」にあるわけでない。

cdsOtherSideHot

項目は、「マウスの下」状態にあるスプリット ボタンの一部だが、項目自身が「マウスの下」にあるわけでない。

cdsDropHilited

項目は、ドラッグ&ドロップ操作のドロップ先である。

状態をテスト - たとえば、TListView 型の項目の状態を - テストするには、Delphi では次のコードを記述します。

 procedure TForm1.ListView1CustomDrawItem(Sender: TCustomListView;
Item: TListItem; State: TCustomDrawState; var DefaultDraw: Boolean);
begin
// 状態を取得する
if (cdsFocused in State) then
ShowMessage('ok');
// 状態を設定する
State := [cdsSelected];
end;