イベントの処理

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永続フィールドのプロパティとイベントの設定 への移動


ほとんどのコンポーネントと同様に、フィールド コンポーネントにもイベントが関連付けられています。そのイベントのハンドラとして、メソッドを割り当てることができます。ハンドラを記述することで、データベース対応コントロールからフィールドに入力されたデータに影響するイベントが発生したときに、それに反応して、独自に設計したアクションを実行できます。次の表に、フィールド コンポーネントに関連付けられたイベントの一覧を示します。

フィールド コンポーネントのイベント: 

イベント 用途

OnChange

フィールドの値が変化すると呼び出されます。

OnGetText

フィールド コンポーネントの値を表示用または編集用に取得すると呼び出されます。

OnSetText

フィールド コンポーネントの値を設定すると呼び出されます。

OnValidate

編集または挿入の操作によってフィールド コンポーネントの値が変更されたときに、その値を検証するために呼び出されます。


Data.DB.TField.OnGetText イベントや Data.DB.TField.OnSetText イベントは主に、組み込みの書式設定関数ではできないカスタム書式設定をプログラムで行うときに役立ちます。OnChange は、メニューやビジュアル コントロールを有効/無効にするなど、データ変更時のアプリケーション固有のタスクを実行するのに役立ちます。Data.DB.TField.OnValidate は、データベース サーバーに値を返す前に、アプリケーション内でデータ入力の検証を実施する場合に役立ちます。

フィールド コンポーネントのイベント ハンドラを記述するには:

  1. コンポーネントを選択します。
  2. [オブジェクト インスペクタ]の[イベント]タブを選択します。
  3. イベント ハンドラの値のフィールドをダブルクリックし、ソース コード ウィンドウを開きます。
  4. ハンドラのコードを作成または編集します。

関連項目