マニフェスト ファイル

提供: RAD Studio
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Windows をターゲット プラットフォームとするプロジェクトをビルドすると、RAD Studio によって自動的にアプリケーション マニフェスト ファイルが追加されます。このアプリケーション マニフェスト ファイルには、アプリケーションの依存関係を示す XML リストが含まれます。たとえば、以下に挙げるのは、RAD Studio で提供されているデフォルトのマニフェスト ファイルです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0">
 <dependency>
   <dependentAssembly>
     <assemblyIdentity
       type="win32"
       name="Microsoft.Windows.Common-Controls"
       version="6.0.0.0"
       publicKeyToken="6595b64144ccf1df"
       language="*"
       processorArchitecture="*"/>
   </dependentAssembly>
 </dependency>
 <trustInfo xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v3">
   <security>
     <requestedPrivileges>
       <requestedExecutionLevel
         level="asInvoker"
         uiAccess="false"/>
       </requestedPrivileges>
   </security>
 </trustInfo>
</assembly>

アプリケーション マニフェスト ファイルには、次のような情報を指定します。

  • Windows コモン コントロールのサポート: 新しいバージョンのネイティブ ビジュアル コントロール("XP テーマ" とも呼ばれるもの)を使用する場合に必要です。
  • 必要なアプリケーション昇格レベル: アプリケーションを管理者権限で実行する必要があるかどうかを指定します。
  • DPI 認識: さまざまな DPI 値に合わせて拡大/縮小を行うようアプリケーションが設計されているかどうかを指定します。

詳細とカスタム アプリケーション マニフェスト ファイルの例は、「Windows アプリケーションのマニフェスト ファイルのカスタマイズ」を参照してください。

アプリケーション マニフェスト ファイルに含まれる内容の詳細は、アプリケーション マニフェストについての Microsoft オンライン ドキュメントを参照してください。

関連項目