環境変数

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ツール > オプション... > IDE > 環境変数

このページでは、システム環境変数を表示したり、ユーザーによる変数のオーバーライドを作成、編集、削除することができます。

項目 説明

[システム環境変数]

システム レベルで定義されたすべての環境変数とその値を一覧表示します。 既存のシステム変数の削除はできませんが、オーバーライドは可能です。

このダイアログ ボックスに表示される変数の 1 つに BDS があります。 この BDS 環境変数は、RAD Studio がインストールされた場所を表します。

たとえば BDS 環境変数を使ってソース ディレクトリを指定するには次のようにします。

$(BDS)\source

この式は、例えば次のように展開されます: C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\22.0\source

[ユーザ定義環境変数]

すべての定義済みユーザ定義環境変数とその値を一覧表示します。 ユーザ定義環境変数は、削除されるまで、既存のシステム変数よりも優先されます。

[システム上書き]

[システム変数の上書き] ダイアログ ボックスが表示され、新しいユーザー変数での上書きを作成するため、既存のシステム変数を変更することができます。このボタンは、[システム環境変数]一覧で変数を選択するまでは無効です。

[新規作成]

[ユーザー変数の追加]ダイアログ ボックスを表示し、システム変数に新しいユーザ定義環境変数を作成できるようにします。

[編集]

[ユーザー変数の変更]ダイアログ ボックスを表示し、現在[ユーザ定義環境変数]一覧で選択されているユーザ定義環境変数を変更できるようにします。

[削除]

現在[ユーザ定義環境変数]一覧で選択されているユーザ定義環境変数を削除します。

メモ:
  • 編集ボックスでオペレーティング システムの環境変数を指定する場合は、次の構文を使用します: $(VariableName)
  • $(Config) 変数は、$(Config) で指定されている[プロジェクト オプション] ページの[ターゲット]フィールドで設定されている、特定の値に解決されます(たとえば、[Delphi コンパイラ] など)。 パスの中で $(Config) を指定し、[ターゲット][Debug 構成]にしてプロジェクトのビルドを行うと、$(Config) には Debug ディレクトリしか含められません。そのため、Release ディレクトリにしか存在しない要素があれば、ビルド時に見つからない可能性があります。

関連項目