[プロジェクト プロパティ]

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ツール > オプション... > 環境オプション > C++ オプション > プロジェクト プロパティ
プロジェクト > オプション... > プロジェクト プロパティ

IDE が C++Builder の新規プロジェクトをどう管理するかを制御するプロパティを設定します。

  • [プロジェクト|オプション...]ページで制御する C++ 設定の対象は、現在のプロジェクトのみです。
  • [ツール|オプション...]ページでは、デフォルトの C++ 設定を制御します。これは新規プロジェクトでのみ使用されます。


[C++ プロジェクト プロパティ]オプション 説明

[インクルード パスとライブラリ パスを管理]

ファイルがプロジェクトに追加された時(かつ、このオプションがオンの場合)に、コンパイラ/リンカがこれを確実に探すことができるように、ファイルに対してのインクルード パスが追加されます。オフの場合、インクルード パスは自動的には更新されません。ユーザー自身でインクルード パスとライブラリ パスが正しく設定されるようにしなければなりません。デフォルトはオンです。

[パッケージのインポートとライブラリを検証]

このオプションがオンの場合、リンク前にパッケージに関するライブラリがすべて見つかるかどうかを検証します。ファイルが見つからない場合、ライブラリの場所を要求するダイアログが表示され、その入力に応じてインクルード パスが更新されます。オフの場合、検証は行われません。デフォルトはオンです。

[ヘッダーの依存関係をプロジェクト マネージャに表示]

このオプションがオンの場合、情報があれば C/C++ ファイルが依存するヘッダー ファイルすべてをプロジェクト マネージャにリスト表示します。オフの場合、リストは生成されません。デフォルトはオフです。

[利用可能な場合には自動依存チェックを有効にする]

ソース ファイルに対応するオブジェクト ファイルが既に存在する場合、それらの更新日時を比較します。ソース ファイルの更新日時がオブジェクト ファイルよりも新しい場合にはオブジェクト ファイルを新たに作成します。このオプションがオンの場合、ソース ファイルが依存するインクルード ファイルの更新日時がオブジェクト ファイルよりも新しいと、オブジェクト ファイルがビルドされます。オフの場合、すべてのインクルード ファイルはチェックされることはありません。このオプションをオンにすると、ビルドをより正確に実行できるようになります。デフォルトはオンです。

[一般メッセージを表示]

フィルタリングせず、ツールからのすべてのメッセージを表示します。デフォルトはオフです。

['定義と参照箇所' のインデックス ファイル]
(ターゲット プラットフォームが 64 ビット Windows、iOS、Android の場合にサポート)

[プロジェクト|オプション...]ページでは、現在の C++ プロジェクトのインデクサ サポート(定義と参照箇所の検索(C++))が有効になります。有効にすると、コード エディタのコンテキスト メニューですべての[検索]コマンドを使用できるようになります。デフォルトはオフです。

[ツール|オプション...]ページでは、すべての C++ プロジェクトの定義と参照箇所の検索(C++)が有効になります。

このオプションを有効にすると、現在のプロジェクトのプロジェクト フォルダに SQLite データベースが作成されます。

[_TCHAR のマップ先]
([ツール|オプション...]ページでのみ利用可能)

typedef _TCHAR を、ナロー型定義 charAnsiString)かワイド型定義 wchar_tUnicodeString)のいずれかにマップするよう指定します。このオプションを[wchar_t]に設定すると、UNICODE および _UNICODE をプロジェクトに定義して、標準ライブラリと API 関数のワイド型定義にマップします。デフォルト値は、[wchar_t]です。「_TCHAR マッピング」を参照。

[C++ コンパイラを別プロセスで実行する]
([プロジェクト|オプション...]ページでのみ利用可能)

プロジェクトのメイクやビルドを実行するときに、IDE の外部で、別のコンパイル プロセスを開始します。このオプションは、(メイク コマンドやビルド コマンドを使用して)インプロセスでコンパイラが実行されるとコンパイラのメモリ不足エラーを招くような大規模なプロジェクトをコンパイルする時に有益です。保存したばかりでなければコンパイル前にプロジェクトを保存するよう、[<ユニット名> に名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。

Clang 拡張 C++ コンパイラを使用している場合、[C++ コンパイラを別プロセスで実行する]を、"バッチコンパイルを有効にする" と一緒に使用して、並列コンパイルを有効にできます。

[サブプロセス数]は、コンパイラが並列コンパイルを実行するために生成できるサブプロセスの数です。この数は、プロセッサのコア数以下でなければなりません。

デフォルトはオフです。

関連項目