log10, log10l

math.h：インデックス への移動

ヘッダーファイル

math.h

カテゴリ

演算ルーチン

プロトタイプ

double log10(double x);

long double log10l(long double x);

説明

log10 は，10 を底とする x の対数を計算します。

log10l は long double バージョンです。long double 引数を受け取り，long double の結果を返します。

戻り値

成功した場合，log10（または log10l）は，10 を底とする x の対数を計算して返します。

これらの関数の引数 x として 0 より小さな実数が渡された場合は，グローバル変数 errno が次の値に設定されます。

EDOM

定義域エラーです。

x が 0 の場合は，負の HUGE_VAL（log10）または負の _LHUGE_VAL（log10l）を返します。これらのルーチンのエラー処理は，_matherr および _matherrl 関数を使って変更できます。

例

 #include <math.h>
 #include <stdio.h>
 int main(void)
 {
    double result;
    double x = 800.6872;
    result = log10(x);
    printf("The common log of %lf is %lf\n", x, result);
    return 0;
 }

移植性

	POSIX	Win32	ANSI C	ANSI C++
log10	+	+	+	+
log10l		+	+	+