macOS 向け InterBase ToGo アプリケーションのサンドボックス化

提供: RAD Studio
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App Store に macOS アプリケーションを提出する場合は、アプリケーションをサンドボックス化する必要があります。 サンドボックス化により、システムに対するアプリケーションのアクセスが制限され、アプリケーションが安全でマルウェア(悪意のあるソフトウェア)を含んでいないことが保証されます。

Interbase XE7 Update 2 バージョンより、macOS 用 RAD Studio Delphi/C++ データベース アプリケーションを、サンドボックス化できるようになりました。このため、InterBase XE7 Update 2 移行の RAD Studio Athens をインストールしている場合、Mac App Store 対応の InterBase ToGo アプリケーションをビルドすることができます。

macOS アプリケーションをサンドボックス化する方法

RAD Studio アプリケーションで InterBase データベースを使用する方法の詳細については、チュートリアルを参照してください。

InterBase データベースを使用するアプリケーションができあがったら、次の作業が必要です。

上記が完了したら、macOS アプリケーションのサンドボックス アプリケーション パッケージ ファイルを生成する用意ができています。 「macOS アプリケーションのサンドボックス化」を参照して、アプリケーションのサンドボックス パッケージを取得する方法を確認してください。

サンドボックス化されたアプリケーションを macOS に配置する場合のファイルの場所

macOS サンドボックス アプリケーションをサポートするには、一部のファイルを特定の場所にコピーする必要があります。その場所はアプリケーションのサンドボックス ディレクトリです。アプリケーションを起動すると、アプリケーションで使用する特別なディレクトリがオペレーティング システムにより作成されます。これはコンテナと呼ばれます。アプリケーションのコンテナは、各ユーザーのホーム ディレクトリに個別に用意されます。アプリケーションでは、コンテナを無制限に読み書きできます。

([アプリケーション ストア]構成を使って)ターゲット プラットフォームとして macOS を選択した場合、InterBase ファイルは Contents\Resouces\StartUp\ に配置されなければなりません。 macOS では、リモート パス StartUp 下に含まれているファイルが RAD Studio Delphi/C++ RTL により ~/Library/Containers フォルダ(コンテナ)に自動的にコピーされます。 Resources フォルダには、アプリケーション実行可能ファイルの外部に存在するデータ ファイルが格納されます。

この場所を確認するには、[プロジェクト|配置]を選択して配置マネージャを開きます。

macOS プラットフォーム向けサンドボックス アプリケーションの InterBase ファイルのリモート パスContents\Resouces\StartUp\ になっている様子を確認しましょう。

Remotepaths.png

関連項目