C++ 検査の実行

提供: RAD Studio
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C++ 検査では、C++ コーディング スタイル、保守性、および堅牢性のガイドラインに準拠しているかどうかが検証されます。

検査を実行する前に、検査するコードがコンパイルできることを確認してください。ソース コードにエラーがある場合や、インクルードされていないライブラリやパスがある場合は、検査で不正確な結果が生成される可能性があります。

メモ: C++Builder は、64 ビット iOS 上での検査をサポートしていません。

C++ 検査を実行する

  1. C++ プロジェクトを開きます。
  2. [表示|C++ 検査]メニュー コマンドをクリックして、[C++ 検査]ペインを開きます。
  3. [C++ 検査]ペインの左上にある[C++ 検査構成]ボタン([C++ 検査構成]ボタン)をクリックして、[C++ 検査構成]ダイアログ ボックスを開きます。
  4. [C++ 検査構成]ダイアログ ボックスの左ペインで、実行する検査を選択します。
    左ペインにすべての利用可能な C++ 検査のリストが表示されます。検査項目の横にあるチェック ボックスがオンである場合、その検査が評価されます。検査の評価を省略する場合は、チェック ボックスをオフにします。
  5. 検査項目セットを選択したら、[開始]をクリックします。[C++ 検査構成]ダイアログ ボックスが閉じ、[C++ 検査]ペインにフォーカスが移ります。[C++ 検査]ペインに得られた C++ 検査の結果が表示されます。
    C++ 検査の評価中に、[停止]ボタン(QA 検査[停止]ボタン(C++))が有効になります。必要な場合は、[停止]をクリックして処理を中止します。
    C++ 検査の処理が完了すると、[C++ 検査]ペインに得られた C++ 検査のすべての結果が表示されます。[C++ 検査]ペインには、処理された検査のうち、違反のある結果だけが表示されることに注意してください。
    [C++ 検査]ペインで、任意の検査行をクリックして、対応する検査の違反の原因になった C++ コードに移動します。


メモ: 検査はコマンド スレッドで実行されるため、検査の処理中はプロジェクトを編集できません。

警告: 検査はデザイン プロジェクトでは使用できません。

メモ: C++ 検査では、deprecated C++11 属性がサポートされません。 コードのこの属性が含まれている場合、_DEPRECATED_ATTRIBUTE0 or _DEPRECATED_ATTRIBUTE1 macros を代わりに使用します。

関連項目