コンポーネントテンプレートの作成と使い方
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1 つ以上のコンポーネントからなるテンプレートを作成できます。コンポーネントをフォームに配置し,プロパティを設定して,コードを記述したら,単一のコンポーネントテンプレートとして保存します。後で,ツールパレットからそのテンプレートを選択するだけで,前に構成したコンポーネントがフォームに配置されます。同時に,関連のプロパティとイベント処理コードもプロジェクトに追加されます。
テンプレートをフォームに配置した後は,個々のコンポーネントの位置を変えたり,プロパティを再設定することができます。また,単独のコンポーネントを貼り付ける場合と同様に,イベントハンドラの作成,修正ができます。
コンポーネントテンプレートを作成する手順は次のとおりです。
- コンポーネントをフォームに置き,位置を揃えます。オブジェクトインスペクタでプロパティとイベントを設定します。
- フォーム上でコンポーネントを選択します。複数のコンポーネントを一度に選択するには,すべてが含まれるようにドラッグして囲みます。各コンポーネントの隅に淡色のハンドルが表示されます。
- [コンポーネント > コンポーネントテンプレートの作成]を選択します。
- [コンポーネントテンプレートの情報]編集ボックスにコンポーネント名を入力します。デフォルトのコンポーネント名として,手順 2 で最初に選択したコンポーネントの型に「Template」を付加した名前が最初に表示されます。たとえば,ラベル,編集ボックスの順に選択した場合,デフォルト名は「TLabelTemplate」となります。デフォルト名を変更してかまいませんが,既存のコンポーネントと重複しないように注意してください。
- [パレットページ名]編集ボックスに,テンプレートを置くツールパレットページを指定します。存在しないページ名を入力すると,テンプレートの保存時に新しいページが作成されます。
- [パレットアイコン]で,パレットに表示するアイコンのビットマップを選択します。デフォルトのアイコンとして,手順 2 で最初に選択したコンポーネントのビットマップが表示されます。ほかのビットマップを参照するには,[変更]をクリックします。選択するビットマップは,大きさが 24 × 24 ピクセル以下である必要があります。
- [OK]をクリックします。
ツールパレットからテンプレートを削除するには,[コンポーネント > パレットの設定]を選択します。