フォームがメモリ内に存在する間の制御
フォームの使用 への移動
デフォルトでは、Delphi により次のコードがアプリケーションのメイン エントリ ポイントに挿入され、アプリケーションのメイン フォームがメモリ内に自動的に作成されます。
Application.CreateForm(TForm1, Form1);
Application->CreateForm(__classid(TForm1), &Form1);
この関数により、フォームと同じ名前のグローバル変数が作成されます。つまり、アプリケーション内のすべてのフォームに対して、それぞれグローバル変数が存在します。この変数は、フォームのクラスのインスタンスを指すポインタであり、アプリケーションの実行中にフォームを参照するために使われます。ユニットの uses 句にフォームのユニットを追加すると、そのユニットでこの変数を使ってフォームにアクセスできます。
プロジェクト ユニット内でこのようにして作成されたフォームはすべて、プログラム起動時に表示され、アプリケーションを実行している間はずっとメモリ内に存在します。