__try
カテゴリ
ステートメント、拡張キーワード
構文
__try compound-statement handler-list__try __try compound-statement termination-statement
説明
__try キーワードは C と C++ プログラムの両方でサポートされています。 try(C++) は、C++ プログラムでのみ使用することができます。
例外が発生する可能性のあるコード ブロックの前には __try キーワードを置く必要があります。 try キーワードの後には、中かっこ()で囲まれたコード ブロックを置きます。 これによりプログラムで例外発生を検出し、例外に応じた処理を実行することができます。 例外が発生すると、通常のプログラムの実行が中断され、その例外に一致するハンドラの検索が開始されます。 C のモジュールで生成された例外は、C と C++ モジュールのどちらでも構造化例外を処理できます。
生成された構造化例外に対応するハンドラが検出された場合、次の動作が実行可能です。
- ハンドラで指定されている動作を実行する
- 生成された例外を無視し、プログラムの実行を再開する
- 他のハンドラの検索を続行する(例外を再生成する)
ハンドラが検出されない場合、プログラムは terminate 関数を呼び出します。 例外が送出されない場合、プログラムは通常どおり実行されます。