ソケットの記述
ソケットでの作業:インデックス への移動
ソケットにより、ネットワーク アプリケーションは、ネットワーク上のほかのシステムと通信することができます。各ソケットは、ネットワーク接続においてエンドポイントとしてみなされます。このため、次を指定するためのアドレスを持っています:
- 稼働しているシステム
- 認識しているインターフェイスのタイプ
- 接続のために使用しているポート
ソケット接続の完全な記述には、接続の両端のソケットのアドレスが含まれています。IP アドレスまたはホストおよびそのポート番号の両方を提供することにより、各ソケット エンドポイントのアドレスを記述することができます。
ソケット接続を行う前に、そのエンドポイントを構成するソケットを完全に記述しなければなりません。情報によっては、アプリケーションが実行されているシステムから入手可能なものもあります。たとえば、クライアント ソケットのローカル IP アドレスは記述する必要はありません - この情報は、オペレーティング システムから入手可能です。
用意する必要な情報は、作業しているソケットのタイプによって変わります。クライアント ソケットは、接続したいサーバーを記述しなければなりません。リスニング サーバー ソケットは、提供するサービスを表すポートを記述しなければなりません。