テーブルタイプのデータセットの利用
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テーブル タイプのデータセットを使用するには:
- 適切なデータセット コンポーネントを、データ モジュールまたはフォーム上に配置し、その Name プロパティをアプリケーションに適した一意の名前に設定します。
- 使用したいテーブルを保有するデータベース サーバーを識別します。 各テーブル タイプのデータセットは、これを異なる方法で行いますが、通常データベース接続コンポーネントを指定します:
- TTable の場合、TDatabase コンポーネントまたは BDE エイリアスを、DatabaseName プロパティを使用して指定します。
- TADOTable の場合、TADOConnection コンポーネントを、Connection プロパティを使用して指定します。
- TSQLTable の場合、TSQLConnection コンポーネントを、SQLConnection プロパティを使用して指定します。
- TIBDataSet の場合、TIBDatabase コンポーネントを、database プロパティを使用して指定します。
- TableName プロパティを、データベース内のテーブルの名前に設定します。 データベース接続コンポーネントをすでに指定してある場合には、ドロップダウンからテーブルを選択することができます。 TIBDataSet コンポーネントの場合、CommandText プロパティを設定して、データベース テーブルからデータを選択します。
- データソース コンポーネントを、データ モジュールまたはフォーム上に配置し、その DataSet プロパティを、データセットの名前に設定します。 データソース コンポーネントは、表示用にデータベース対応コンポーネントからの結果セットを渡すために使用されます。
テーブル タイプ データセット利用に利点
テーブル タイプ データセット利用に主な利点は、インデックスが使用できることです。 インデックスにより、アプリケーションは次のことが行えます:
さらに、テーブル タイプ データセットとデータベース テーブル間の一対一の関係により、それらの多くを次の目的で使用することができます: