設計時インターフェイスの定義
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クラスの一部を published と宣言すると、その部分は public になり、実行時型情報も生成されます。この実行時型情報により、[オブジェクト インスペクタ]でプロパティやイベントにアクセスできるようになります。
published の部分は[オブジェクト インスペクタ]に表示されるため、クラスの published 部分によってそのクラスの設計時インターフェイスが定義されることになります。この設計時インターフェイスには、クラスのさまざまな側面のうち、アプリケーション開発者が設計時にカスタマイズする可能性のあるものを含めますが、実行時環境の情報に依存するプロパティは含めてはなりません。
読み取り専用プロパティは、アプリケーション開発者が値を直接代入できないため、設計時インターフェイスに含めてはなりません。そのため、読み取り専用プロパティは published ではなく public とします。