External Translation Manager を設定する
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開発者自身または翻訳者の手元に RAD Studio IDE がない場合は、スタンドアロンの External Translation Manager(ETM) を使用してアプリケーションをローカライズできます。
External Translation Manager をスタンドアロン アプリケーションとして使用するには、お使いのコンピュータに External Translation Manager のファイルをコピーし、必要な *.bpl
ファイルを External Translation Manager に登録する必要があります。
External Translation Manager をインストールする
- External Translation Manager(ETM) ファイルのディレクトリ(
C:\ETM
など)を作成します。
- 作成したディレクトリに、RAD Studio IDE がインストールされているコンピュータ(開発者のコンピュータ)から以下の External Translation Manager ファイルをコピーします。
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\Bin
ディレクトリから、以下の必須ファイルをコピーします。
style="list-style: none; display: inline"
etm.exe - メイン External Translation Manager 実行ファイル designide250.bpl dfm250.bpl itecore250.bpl rc250.bpl vclide250.bpl
- さらに、以下のオプション ファイルもコピーします。
- 適切なプラットフォーム固有のディレクトリ(64 ビット Windows では
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\Bin64
など)から、以下の必須ファイルをコピーします。 - さらに、以下のオプション ファイルもコピーします。
style="list-style: none; display: inline"
dcl31w250.bpl dclact250.bpl dclado250.bpl dclbcbsmp250.bpl dclbde250.bpl dclDataSnapIndy10ServerTransport250.bpl dclDataSnapProviderClient250.bpl dclDataSnapServer250.bpl dcldb250.bpl dcldbx250.bpl dcldbxcds250.bpl dclib250.bpl dclIe250.bpl dclIndyCore250.bpl dclIndyProtocols250.bpl dclmcn250.bpl dclmid250.bpl dclnet250.bpl dclribbon250.bpl dclsmp250.bpl dclstd250.bpl dclTee8250.bpl dcltouch250.bpl dclwbm250.bpl
style="list-style: none; display: inline"
rtl250.bpl vcl250.bpl vclactnband250.bpl vclimg250.bpl vclx250.bpl xmlrtl250.bpl
style="list-style: none; display: inline"
*250.bpl
- External Translation Manager(ETM) を実行します。 Windows エクスプローラで
etm.exe
をダブルクリックします。 または、コマンド ラインで「etm
」と入力します。 - ETM で [ツール|オプション...|パッケージ] を選択します。
- [追加]ボタンをクリックして、[開く]ダイアログ ボックスを表示します。
- External Translation Manager のファイルが格納されているディレクトリ(たとえば
C:\ETM
)に移動します。 ファイルの種類フィルタが[設計時パッケージ (dcl*.bpl)]
に設定されていることを確認します。 - ディレクトリにあるすべての設計時パッケージ(dcl*.bpl ファイル)を選択し、[OK]をクリックします。 設計時パッケージが登録され、これで External Translation Manager を使用できるようになります。
プロジェクトを翻訳対象にセットアップする
- プロジェクトで[リソース DLL ウィザード]を実行して、ローカライズで扱う言語ごとにリソース DLL プロジェクトを生成します。リソース DLL プロジェクトごとに生成されたファイルは、その言語にちなんだ名前のディレクトリに保存されます。たとえば、C:\MyProjects に保存されているプロジェクト グループの場合、アフリカーンス語翻訳のルート ディレクトリは C:\MyProjects\AFK になります。
- 翻訳対象プロジェクトの翻訳キット(ZIP で圧縮したもの)を入手または用意し、そのキットをプロジェクトの翻訳担当者に渡します。キットの内容は以下のとおりです。
- 各翻訳対象言語のリソース DLL
- External Translation Manager プロジェクトで
[ファイル|プロジェクトの別名保存...]
を使って生成された .dproj プロジェクト ファイル - スタンドアロンのトランスレーション リポジトリ ファイル(
*.tmx
)
- 翻訳担当者は、自分のシステム上のディレクトリを選び、そこに翻訳キットを解凍しなければなりません。