GenDocCLI.EXE - コマンドライン ドキュメント生成ツール
GenDocCLI.EXE は、コマンドラインのドキュメント生成ツールです。GenDocCLI.EXE は、コマンドライン バージョンのドキュメント生成機能をコマンド インタープリタから実行します。
GenDocCLI.EXE と IDE に統合されているドキュメント生成機能では、適用できる対象に次の相違があることに注意してください。
- GenDocCLI.EXE は、UML モデリングをサポートしないプロジェクトを含む、すべての Delphi プロジェクトのドキュメントを生成できます。ただし GenDocCLI.EXE は、C++ プロジェクトのドキュメントを生成することはできません。
- 統合ドキュメント生成機能は、Delphi プロジェクトのドキュメントも、C++ プロジェクトのドキュメントも生成できます。ただし、UML モデリングをサポートするプロジェクトに限られます。
コマンドライン構文
コマンドライン ヘルプを表示するには、次のように入力します。
GenDocCLI {-h|--help}
スタンドアロンのドキュメント生成ツールをコマンド インタープリタから実行するには、次のコマンドライン構文を使用します。
GenDocCLI [--without-diagrams] [--without-navigation] [{-q|--quiet}]^ CompilerOptions [-o OutputFolder] ProjectName.DPROJ
コマンドライン オプション
次のコマンドライン オプションを指定することができます。
オプション | 説明 |
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このオプションのいずれかを指定すると、簡単なヘルプがコンソール ウィンドウに表示されます。 |
--without-diagrams |
このオプションを指定すると、GenDocCLI.EXE は生成するドキュメント ファイルにダイアグラムの画像を挿入しません。デフォルトでは、ダイアグラムの画像を挿入します。 |
--without-navigation |
このオプションを指定すると、GenDocCLI.EXE は生成するドキュメントにナビゲーション ツリーを含めません。デフォルトでは、ナビゲーション ツリーを含めます。 |
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このオプションは、どちらのバージョンも使用できます。コンソール ウィンドウに GenDocCLI.EXE のサービス メッセージを表示させたくない場合に、このオプションを使用します。 |
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Delphi コンパイラに関連するオプションを指定します(「DCC32.EXE - Delphi コマンドライン コンパイラ」を参照)。以下のオプションを指定することができます。
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Delphi プロジェクト ファイルを指定します。このファイルの拡張子は |