Windows への配置(FireDAC)
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FireDAC アプリケーションを Win32 または Win64 マシンに配置する場合、以下の事柄を考慮する必要があります。
- アプリケーションで永続接続定義を使用する場合には、接続定義ファイルを配置しなければなりません。アプリケーション実行可能ファイルと同じ場所に置くか、TFDCustomManager.ConnectionDefFileName にファイル名を設定してください。
- アプリケーションでドライバ定義を使用する場合には、ドライバ構成ファイルを配置しなければなりません。アプリケーション実行可能ファイルと同じ場所に置くか、TFDCustomManager.DriverDefFileName にファイル名を設定してください。
- アプリケーション接続に必要な DBMS クライアントを、ベンダから入手して配置先マシンにインストールしなければなりません。アプリケーションを x86 としてビルドしている場合には、x86 DBMS クライアント ソフトウェアをインストールする必要があります。x64 アプリケーションにも同じことが言えます。SQLite エンジンは EXE に静的にリンクされているため、配置する必要はありません。
- FireDAC アドミニストレータ(BDE アドミニストレータと同様のもの)を配置すると、エンド ユーザーはツールを使って FireDAC 接続定義を管理することができます。FireDAC アドミニストレータを配置するには、以下のファイルを配置する必要があります。
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\bin\FDAdministrator.exe
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\bin\FDExplorer.ini
- 実行時パッケージを使用して FireDAC アプリケーションをビルドしている場合には、以下の BPL ファイルを配置する必要があります。BPL は、
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\Redist\<プラットフォーム>
にあります。- 必須のパッケージ:
FireDAC250.bpl
FireDACCommon250.bpl
FireDACCommonDriver250.bpl
- 任意のパッケージ(アプリケーションで特定の FireDAC ドライバを使用している場合に必要):
FireDACADSDriver250.bpl
FireDACASADriver250.bpl
FireDACDataSnapDriver250.bpl
FireDACDb2Driver250.bpl
FireDACIBDriver250.bpl
FireDACInfxDriver250.bpl
FireDACMSAccDriver250.bpl
FireDACMSSQLDriver250.bpl
FireDACMySQLDriver250.bpl
FireDACODBCDriver250.bpl
FireDACOracleDriver250.bpl
FireDACPgDriver250.bpl
FireDACSQLiteDriver250.bpl
FireDACTDataDriver250.bpl
FireDACTDBXDriver250.bpl
- 任意のパッケージ(アプリケーションが FireMonkey か VCL によって必要):
vclFireDAC250.bpl
fmxFireDAC250.bpl
- 必須のパッケージ: