InterBase 2020 Update 6 リリースノート

提供: InterBase

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InterBase 2020 Update 6 は 新しい製品ポータル よりダウンロードすることができます。

メモ: InterBase 2020 より前のリリース情報については、「以前のリリース」を参照してください。


更新情報

新しい機能

このリリースでは、新しい機能の追加は行われていません。

機能拡張

IBConsole

InterBase 2020 Update 6 では、IBConsole の外観および機能についてさまざまな改善を行っており、この変更により、ユーザビリティが向上しています。 次が、これに関連する変更の概要リストです:

  • IBConsole にリボン ツールバーの機能がつきました。
  • Interactive SQL ウィンドウでのマルチ ワークスペースのサポート。
  • 結果データセットをさまざまな形式にエクスポートするオプションが追加されました: HTML、XML、XLS、XLSX、PDF、TXT。
  • 再設計された対話型 SQL ウィンドウ
  • 修正と使用感の向上

その他

  • ODBC ドライバ バグ修正、また、インストーラは最新の InterBase クライアント ライブラリで更新されています(Windows)


システム要件/前提条件

InterBase をインストールおよび実行するためのシステム要件については、「システム要件と前提条件」を参照してください。

解決された不具合

InterBase 2020 Update 6 における不具合修正の一覧については、「解決された不具合」を参照してください。



移行に関わる問題

メモ: InterBase 2020 以前の問題については、こちらをクリックしてください。

InterBase 15 の移行における問題

  • ODS 17/18 から ODS 19 へ
  • admin.ib および EUA データベース: ODS 19 は SHA-256 パスワード ダイジェストをユーザー アカウントでサポートします。SHA-1 および DES-CRYPT は、引き続き、非 FIPS 環境でサポートされます。
    • 移行: SHA-256 パスワード ダイジェストをユーザー アカウントで使用するには(FIPS 環境では必須)、InterBase ユーザー アカウントを admin.ib で ODS 19 (デフォルト SHA-256 パスワード ダイジェスト)を使用して、再度作成する必要があります。IB2020 以前より admin.ib を復元/コピーしただけでは、より弱いダイジェスト アルゴリズムである DES-CRYPT や SHA-1 ダイジェスト アカウントのみが使用可能となります。
  • 古いクライアント(IB2020 以前)では、SHA-256 パスワード ダイジェストを使用する新しいサーバ アカウントへは接続できません。接続するには、新しい InterBase クライアントを使用してください。
  • 組み込みユーザー アカウントに SHA-256 パスワード ダイジェストがある場合、ODS 19 EUA データベースは、ODS 18 に復元することができません。
  • InterBase 15 では、DES 暗号化はサポートされません。
    • すべてのサーバー ベースのエディション、および ToGo エディションは、AES 暗号化強度 128/192/256 をサポートします。
    • AES 暗号化のデフォルトの強度は 256 ビットで、InterBase で使用できる最大の強度です。バージョン 2020 以前では、デフォルトは 128 ビットでした。
  • EUA/暗号化 データベースを、バージョン 2020 以前から InterBase 15 に移行する場合、次のステップを実行してください:
    • InterBase 2020 を使用して、お使いのデータベースを、DES の代わりに AES の暗号化を使用するよう変換。その後、データベースをバックアップし、InterBase 15 インスタンスへ復元します。



既知の問題

  • INTB-4361: InterBase 2020 Update 6 (14.5.0.864) がインポートされたアドオン ライセンス ファイルを認識しない
    • 説明: InterBase のユーザーと CPU の「アドオン」ライセンスを、間接登録(https://reg.embarcadero.com/srs6/activation.do からの Web 登録)で登録し、その結果のダウンロード ライセンス ファイル(reg_*.txt)を、InterBase インストールから LicenseManager.exe を使用してインポートした場合、ファイルが正常にインポートされた旨が通知され(そして <InterBase>/license フォルダで ao*.txt に名前変更され)、LicenseManager UI 上に表示されます。ただし、InterBase サーバーは、生成されたアドオン ライセンス ファイルを使用しません。
    • 回避策: LicenseManager.exe からの「インポート」が完了したら、サーバーをシャットダウンしていない場合はシャットダウンします。InterBase インスタンスの <InterBase>/license フォルダに移動します。その特定の新しくインポートされたライセンス ファイル "ao_*.txt" を "ao_*.eml" に名前変更します。その後、InterBase サーバーを再起動します。



解決された不具合

外部バグ # 説明
(QC)SalesForce #
内部バグ #
InterBase 15: 2025年10月、バージョン 15 で修正されたバグ、ビルド 15.0.0.27
INTB-4712 DB プロパティ画面 AV からデータベースの暗号化を選択する
INTB-4710 IBConsole。SEP 設定。メタデータ更新エラー
INTB-4708 DB プロパティ画面 AV からデータベースの暗号化を選択する
INTB-4685 dbalias フィールドに余分な文字が出現して、通常の db 復元に失敗する
INTB-4663 コピーされた DB への接続が、AV メッセージと共に発生する
INTB-4642 Windows Server 2025 アンインストール エラー
INTB-4638 Windows Server 2025 インストール エラー
INTB-4604 パフォーマンス モニタが自動更新されると、SQL の砂時計がすべての画面に表示される
INTB-4570 SHOW SYSTEM TABLES が IBConsole で機能しない
SF Case 01126923

INTB-4434

Linux 64 ビット上で、整数と数値に関する ODBC 問題
SF Case 00616715

INTB-3407

SQLTables が、 % が Catalog に渡された場合に、テーブルを返さない

メモ: InterBase 2020 以前の問題については、こちらをクリックしてください。


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