データベースでの作業

提供: InterBase

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この章では、データベース接続パラメータを指定するデータベース パラメータ バッファ(DPB)を設定する方法、データベース ハンドルを設定して初期化する方法、およびデータベースのアクセスを制御する 5 つの API 関数を使用する方法について説明します。 また、要求する項目の設定方法、および接続先データベースの情報を抽出する前にバッファの値を返す方法についても説明します。

次の表は、データベースでの作業に使用する API 関数を要約したものです。 表の中の関数の順序は、アプリケーションで通常記述されるに対応しています。

の呼び出し 目的

isc_expand_dpb()

実行時にユーザーが入力するユーザー名やパスワードなど、データベースアクセスの追加パラメータを指定します。 値が設定されている DPB を必要とし、返される DPB 用により大きなブロックを割り当てます。

isc_attach_database()

データベースに接続し、使用するキャッシュバッファの数など、データベースアクセスに関する初期パラメータを設定します。 すでに宣言され、値が設定されている DPB を使用します。

isc_database_info()

使用しているオンディスク構造体(ODS)のバージョンなど、接続先データベースについて要求された情報を抽出します。

isc_detach_database()

接続先データベースとの接続を解除し、その接続に割り当てられたシステムリソースを解放します。

isc_drop_database()

データベースファイルと、シャドウファイルなどのサポートファイルを削除します。

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