BeaconFence
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BeaconFence により、アプリケーションでジオフェンシングの主要機能を利用できるようになります。BeaconFence は TBeaconManager を改良したもので、BeaconFence マップ エディタが新しく組み込まれています。このエディタは、地理的領域、ビルのフロア、あるいは一般に、作成したい任意の実環境または仮想環境といった関心のある物理空間のマップを設計するうえで役に立ちます。
BeaconFence により、BLE デバイス上のアプリケーションに次の機能を持たせることができます。
- ビーコンを監視し、近接イベントを発生させる。
- ゾーンを定義し、ゾーンに入ったとき、ゾーンから出たとき、ゾーンに近づいたときに、対応する近接イベントを発生させる。
- BLE モバイル デバイスのマップ内の位置を自動的に計算する。
- マップ内の関心のある地点間の経路を計算する。
BeaconFence のコンポーネント
BeaconFence には、次のように、2 つの異なるコンポーネントが用意されています。
- TBeaconZonesFencing: このコンポーネントでは、近接検知を行うためにゾーンを使用します。
- TBeaconMapFencing: このコンポーネントにはビジュアルな BeaconFence マップ エディタがあります。マップ エディタで、さまざまなオブジェクト(マップ、ゾーン、ビーコン、パスとノードなど)を追加および構成することができます。
必要に応じて、これらのコンポーネントのどちらか一方または両方を使用することができます。
BeaconFence のデモ
BeaconFence パッケージをインストールすると、2 つのデモ サンプルがついてきます。このデモ サンプルは、BeaconFence の主要機能の使い方を示すものです。具体的には次の 2 つです。
- FencingGeneric サンプル。このサンプルは、[スタート|すべてのアプリ|Embarcadero RAD Studio Berlin|サンプル]を選択し、次の場所に移動するとそこにあります。
Internet of Things\Object Pascal\Beacon Fence\FencingGenericDemo
Internet of Things\CPP\Beacon Fence\FencingGenericDemo
- TestZoneComponent サンプル。このサンプルは、[スタート|すべてのアプリ|Embarcadero RAD Studio Berlin|サンプル]を選択し、次の場所に移動するとそこにあります。
Internet of Things\Object Pascal\Beacon Fence\ZoneComponentTest
Internet of Things\CPP\Beacon Fence\ZoneComponentTest