API:FireDAC.Comp.Client.TFDAdaptedDataSet
Delphi
TFDAdaptedDataSet = class(TFDDataSet, IFDPhysChangeHandler)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TFDAdaptedDataSet : public Firedac::Comp::Dataset::TFDDataSet
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp |
FireDAC.Comp.Client | FireDAC.Comp.Client |
説明
TFDDataSet は TDataSet の直接の下位クラスで、あらゆる FireDAC データセットに対応する基本機能が導入されています。
FireDAC.Comp.Client.TFDAdaptedDataSet は FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet を継承しています。以下の内容はすべて FireDAC.Comp.DataSet.TFDDataSet を参照しています。
TFDDataSet は TDataSet の直接の下位クラスで、あらゆる FireDAC データセットに対応する基本機能が導入されています。
TFDDataSet は TDataSet の直接の下位クラスで、行(レコード)と列(フィールド)で構成されるテーブルのような内部データ ストレージにメモリ内のデータを保持します。
TFDDatSTable は、レコードのテーブルを表すクラスです。TFDDataSet では、ネストしたデータセット、配列型のフィールド、その他の複雑な型のフィールドがない場合は、すべてのレコードを単一のテーブルに格納します。Table プロパティを使って、テーブルの参照を取得できます。
TFDDatSTable は、データ ビューなどの TFDDatSView オブジェクトをいくつか持つことができます。データ ビューはレコードを格納するものではなく、TFDDatSTable レコードにアクセスできるようにします。ビューごとに、レコード ソート順序、いくつかのレコード フィルタ、いくつかの集計値を定義できます。TFDDataSet では、Indexes、フィルタ、FilterChanges、範囲などのプロパティ値やメソッド呼び出しに基づいて、自動的にデータ ビューを作成します。TFDDataSet.DefaultView プロパティを使って、現在のビューの参照を取得できます。
また、TFDDatSTable には変更ログがあります。そこには、変更されたレコード、削除されたレコード、新規レコードの参照のリストが記載されています。このリストは変更時刻の順に並んでいます。レコードが 2 回以上変更された場合、ログには、最後の変更の情報のみ記載されます。
オプションの説明については、FireDAC.Stan.Option の解説を参照してください。