Bde.DBTables.TBDECallback

• 親: Bde.DBTables
• メソッド
• プロパティ

Delphi

TBDECallback = class

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TBDECallback : public System::TObject

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
class	public	Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp	Bde.DBTables	Bde.DBTables

説明

TBDECallback は，ボーランドデータベースエンジン（BDE）のコールバック関数のラッパーです。

TBDECallback オブジェクトを使用すると，コールバック関数を BDE に登録できます。コールバックを使用すると，BDE 関数の呼び出し時に発生するイベントに応答して BDE が特定のアクションを起こすようにアプリケーションから指示できます。

たとえば TBatchMove オブジェクトは，対応する BDE バッチ処理が呼び出した際に問題に遭遇するかもしれません。コールバック関数はこれらの問題の処置として，BDE に対して problems テーブルの生成やデータの切り捨てを指示し，処理を継続させることができます。

TBDECallback オブジェクトを使用する手順は次のとおりです。

1. TBDECallback のインスタンスを作成して，コールバックを BDE に登録します。
2. 適切なイベントを発生させることができる BDE 関数を呼び出します。たとえば，TBatchMove のインスタンスを作成して，その Execute メソッドを呼び出します。
3. BDE 関数が終了したら，TBDECallback オブジェクトを破棄してコールバック関数の登録を解除します。

関連項目

• TBatchMove