Data.DB.TBooleanField.DisplayValues
Delphi
property DisplayValues: string read FDisplayValues write SetDisplayValues;
C++
__property System::UnicodeString DisplayValues = {read=FDisplayValues, write=SetDisplayValues};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | published | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TBooleanField |
説明
ブーリアン フィールドを表示形式との間でどのように変換するかを制御します。
DisplayValues を使用すると、ブーリアン値を表すためにフィールドが使用する文字列を、示すことができます。フレーズのペアは、セミコロンで区切って使用します。
例
true および false の値を、対応する文字 T および F にする場合、それぞれ DisplayValues を次のように設定します：
ClientDataSet1LogicalField.DisplayValues := 'T;F';
ClientDataSet1LogicalField->DisplayValues = "T;F";
同様に、true および false の値を、文字列 Yes および No に設定するには、DisplayValues を次のように設定します：
ClientDataSet1LogicalField.DisplayValues := 'Yes;No';
ClientDataSet1LogicalField ->DisplayValues = "Yes;No";
true や false に関連付けられている文字列は、空文字列の場合もあります。true の値に空文字列を設定するには、DisplayValues を、セミコロン（;）で始まる文字列に設定します。たとえば、false を文字列 Fail に、true を空文字列に関連付ける場合には、DisplayValues を次にように設定します：
ClientDataSet1LogicalField.DisplayValues := ';Fail';
ClientDataSet1LogicalField ->DisplayValues = ";Fail";
false を空文字列に関連付けるには、DisplayValues を true に対する文字列に設定し、セミコロンはまったく付けません。
DisplayValues によって true および false に関連付けられた文字列は、ブーリアン フィールドのデータを表示する際に、データ対応コントロールに現れます。文字列のいずれかが空文字列だった場合、その文字列に関連付けられているブーリアン値は、データ対応コントロールにおいて空白で表示されます。
AsString プロパティを取得または設定する際に、使用されます。