Data.DB.TDataSet.PSGetDefaultOrder
Delphi
function PSGetDefaultOrder: TIndexDef; virtual;
C++
virtual TIndexDef* __fastcall PSGetDefaultOrder();
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | protected | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TDataSet |
説明
データ パケットに含まれているデータにデフォルト順を課すための、インデックスの定義を返します。
プロバイダ コンポーネントは PSGetDefaultOrder を呼び出し、データ パケットに現れるレコードのための、DEFAULT_ORDER と呼ばれるデフォルト インデックスを生成します。このインデックスは、レコードがクライアント上のクライアント データセット内に現れる際に使用される、レコードのデフォルトの並び替え順を定義します。
PSGetDefaultOrder は、デフォルト インデックスを表す TIndexDef オブジェクトを作成します。続いて PSGetDefaultOrder を呼び出すプロバイダは、この TIndexDef オブジェクトを解放します。
このメソッドは IProviderSupport.PSGetDefaultOrder メソッドの実装で、デフォルトでは、nil(Delphi の場合)および NULL(C++ の場合)を返します。これは、TDataSet がデフォルトではプロバイダを実装していないためです。使用するには、TDataSet の子孫はそれぞれ独自に、これをオーバーライドしなければなりません。