Datasnap.DBClient.TConnectionBroker

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Datasnap.DBClient.TCustomRemoteServerData.DB.TCustomConnectionSystem.Classes.TComponentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTConnectionBroker

Delphi

TConnectionBroker = class(TCustomRemoteServer)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TConnectionBroker : public TCustomRemoteServer

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Datasnap.DBClient.pas
Datasnap.DBClient.hpp
Datasnap.DBClient Datasnap.DBClient

説明

TConnectionBroker は、複数のクライアント データセットが同じ接続を共有使用してアプリケーション サーバーに接続する場合に、その接続を一元管理します。

アプリケーションに、同じ接続コンポーネントを共有使用してアプリケーション サーバーへの接続を確立するクライアント データセットが複数ある場合は、接続ブローカを使用します。各クライアント データセットの ConnectionBroker プロパティを 1 つの接続ブローカに設定すると、接続ブローカの Connection プロパティを変更することによって、全データセットのアプリケーション サーバーへの接続を処理する接続コンポーネントを変更できます。つまり、各クライアント データセットの RemoteServer プロパティを変更する代わりに、接続ブローカのプロパティを 1 つ変更するだけで済みます。

同様に、接続ブローカは、アプリケーション サーバーへの接続を確立または切断する場合に発生するイベントや、アプリケーション サーバーのインターフェイスの使用を一元管理します。そのため、(たとえば、異なるプロトコルを使用するために)接続コンポーネントを変更する必要がある場合は、BeforeConnect、AfterConnect、OnGetUsername、OnLogin、BeforeDisconnect、または AfterDisconnect イベントのイベント ハンドラ、あるいは接続ブローカの AppServer プロパティを使用する呼び出しを書き換える必要があります。AppServer プロパティとイベント ハンドラは、接続コンポーネントではなく、プロトコルに依存しない接続ブローカに置くことができるので、別の接続コンポーネントに切り替えても使用できます。

関連項目