FMX.Ani.TBitmapListAnimation
Delphi
TBitmapListAnimation = class(TCustomPropertyAnimation)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TBitmapListAnimation : public TCustomPropertyAnimation
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Ani.pas FMX.Ani.hpp |
FMX.Ani | FMX.Ani |
説明
単一のビットマップをアニメーション化します。画像を複数フレームに分割し、一定時間のムービー クリップのように各フレームを連続して表示します。
TBitmapListAnimation を親オブジェクト TFmxObject に次のいずれかの方法で付加します。
- 親オブジェクトを選択し、[ツール パレット]で[TBitmapListAnimation]をダブルクリックします。その後、アニメーション化する親オブジェクトのプロパティの名前を PropertyName に設定します。たとえば、親オブジェクトが TRectangle で、PropertyName が Fill.Bitmap.Bitmap(これはFMX.Graphics.TBrush.Bitmap)などです。
- 親オブジェクトの[オブジェクト インスペクタ]で、アニメーション化するビットマップ プロパティの横にある参照([...])ボタンをクリックします。次に[TBitmapListAnimation の新規作成]を選択します。
- TBitmapListAnimation のインスタンスを動的に作成し、その親として親オブジェクトを割り当てます。その後、PropertyName を設定します。
Duration プロパティに、アニメーションを継続する秒数を設定します。アニメーションを何度も繰り返す場合には、Loop プロパティを使用します。開始および停止には Start メソッドおよび Stop メソッドを使用します。または TBitmapListAnimation の[オブジェクト インスペクタ]で Enabled プロパティを設定すると、実行時に開始されます。AnimationType および Interpolation を設定すると、アニメーションの変化速度を制御できます。AnimationCount でビットマップの合計セル(フレーム)数を指定し、AnimationRowCount でセル(フレーム)の行数を指定します。
アニメーション化する画像は、フレームに分割されます。したがって、TBitmapListAnimation は、ビデオやムービーとして見えるフレーム数で最高のものになります。例を含め詳細は、「AnimationBitmap」を参照してください。
関連項目
- FireMonkey のアニメーション効果
- FMX.Types.TFmxObject
- FMX.Graphics.TBitmap
- FMX.Ani.TCustomPropertyAnimation.PropertyName
- FMX.Ani.TBitmapListAnimation.AnimationBitmap
- FMX.Ani.TAnimation.Loop
- FMX.Ani.TAnimation.Start
- FMX.Ani.TAnimation.Stop
- FMX.Ani.TAnimation.Enabled
- FMX.Ani.TAnimation.AnimationType
- FMX.Ani.TAnimation.Interpolation