FMX.Controls.TControl.DoAddObject
Delphi
procedure DoAddObject(const AObject: TFmxObject); override;
C++
virtual void __fastcall DoAddObject(Fmx::Types::TFmxObject* const AObject);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | FMX.Controls.pas FMX.Controls.hpp |
FMX.Controls | TControl |
説明
この親オブジェクト(self)に結び付けられた子のリスト Children に AObject
オブジェクトを追加します。
FMX.Controls.TControl.DoAddObject は FMX.Types.TFmxObject.DoAddObject を継承しています。以下の内容はすべて FMX.Types.TFmxObject.DoAddObject を参照しています。
この親オブジェクト(self)に結び付けられた子のリスト Children に AObject
オブジェクトを追加します。
DoAddObject では、AObject
パラメータで指定されたオブジェクトを、このオブジェクト(self)の Children プロパティに格納されている子のリストに追加します。DoAddObject では、AObject
の親をこのオブジェクト(self)に変更し、AObject
のルートをこのオブジェクト(self)の Root オブジェクトに設定します。
TCommonCustomForm や TControl などの下位クラスでは、さらに、ユーザーが Tab キーで移動できるオブジェクトの順序付きリストを保持しているタブ ストップ リストの処理も行います。このような下位クラスで ITabStopController インターフェイスをサポートしており、AObject
が IControl インターフェイスをサポートしているクラスのオブジェクトである場合、この下位クラスの DoAddObject では、そのオブジェクト(self)のタブ ストップ リスト TabList に AObject
を追加します。
DoAddObject は AddObject から内部的に呼び出されます。