FMX.Graphics.TCanvas.FillText
Delphi
procedure FillText(const ARect: TRectF; const AText: string; const WordWrap: Boolean; const AOpacity: Single;
const Flags: TFillTextFlags; const ATextAlign: TTextAlign; const AVTextAlign: TTextAlign = TTextAlign.Center); virtual;
C++
virtual void __fastcall FillText(const System::Types::TRectF &ARect, const System::UnicodeString AText, const bool WordWrap, const float AOpacity, const TFillTextFlags Flags, const Fmx::Types::TTextAlign ATextAlign, const Fmx::Types::TTextAlign AVTextAlign = (Fmx::Types::TTextAlign)(0x0));
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | FMX.Graphics.pas FMX.Graphics.hpp |
FMX.Graphics | TCanvas |
説明
現在の TCanvas の指定された四角形領域にテキスト文字列を表示します。
FillText は TCanvas の下位クラスで実装されるメソッドで、指定された位置揃えと、Fill プロパティおよび Font プロパティで指定された現在のブラシおよびフォントでテキスト文字列を表示するためのものです。テキストは、現在の TCanvas の指定された四角形領域に表示されます。
ARect
は、テキストが表示される四角形領域を指定します。
AText
は、表示するテキストを示します。
WordWrap
は、ワードラップ オプションを指定します。 これが True の場合は、テキストがレイアウト ボックスからはみ出さないように単語を丸ごと次の行に送ることを指定します。 False の場合は、テキストがレイアウト ボックスからはみ出しても単語を同じ行に残しておくことを指定します。
AOpacity
は、Fill の色の透明度を示します。 AOpacity
は、0 ~ 1 の間の値です。FMX.Types3D.TContext3D.CurrentOpacity|CurrentOpacity が
1 の場合、コンテキストは完全に不透明で、0 の場合、コンテキストは完全に透明です。 1 より大きい値は 1 として処理され、0 より小さい値は 0 として処理されます。
Flags
は、AText
の読む方向を指定します。このパラメータは値なしのままにしておくことを推奨します。
ATextAlign
は、ARect
内でのテキストの水平方向の配置です。
AVTextAlign
は、ARect
内でのテキストの垂直方向の配置です。AVTextAlign
は省略可能です。デフォルトでは、Center
に設定されています。
関連項目
- FMX.Graphics.TCanvas.FillArc
- FMX.Graphics.TCanvas.FillEllipse
- FMX.Graphics.TCanvas.FillPolygon
- FMX.Graphics.TCanvas.FillRect
- FMX.Graphics.TCanvas.FillPath
- FMX.Graphics.TCanvas.Fill
- FMX.Graphics.TCanvas.Font
- FMX.Graphics.TFillTextFlags
- FMX.Types.TTextAlign
- System.Types.TRectF