FireDAC.Phys.SQLite.TFDSQLiteBackup
Delphi
TFDSQLiteBackup = class (TFDSQLiteService)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TFDSQLiteBackup : public TFDSQLiteService
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FireDAC.Phys.SQLite.pas FireDAC.Phys.SQLite.hpp |
FireDAC.Phys.SQLite | FireDAC.Phys.SQLite |
説明
SQLite データベースのバックアップ、復元、コピーの機能を実装しているクラスです。
TFDSQLiteBackup コンポーネントを使用すると、SQLite データベースのバックアップ、復元、コピーの機能をアプリケーションに追加できます。
アプリケーションでデータベース バックアップを生成するには、以下を行います。
- DriverLink を指定します。
- Database または DatabaseObj(バックアップ元となるデータベース ファイル名またはオブジェクト)を指定します。
- DestDatabase または DestDatabaseObj(データベース バックアップ ファイルの格納先となるデータベース ファイル名またはオブジェクト)を指定します。
- オプションで WaitForLocks および BusyTimeout を指定すると、ロックの競合を避けることができます。
- Backup メソッドを呼び出します。
他のプロパティやメソッドの使用はオプションです。
SQLite のバックアップでは、実際には、指定されたデータベースを新しいファイルにコピーします。このコピー処理は一貫性があり、現在接続しているユーザーには左右されません。
また、コピー処理はファイル間で実行できるだけでなく、メモリとファイルの間でも実行できます。後者の場合は、DatabaseObj または DestDatabaseObj を使用して、接続しているメモリ データベースを指定します。