FireDAC.Stan.Option.TFDRecordCountMode

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Delphi

TFDRecordCountMode = (cmVisible, cmFetched, cmTotal);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TFDRecordCountMode : unsigned int { cmVisible, cmFetched, cmTotal };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
FireDAC.Stan.Option.pas
FireDAC.Stan.Option.hpp
FireDAC.Stan.Option FireDAC.Stan.Option

説明

TFDDataSet による結果セット内のレコード数の数え方を制御するための値を指定します。


名前 説明
cmVisible TDataSet.RecordCount は、TDataSet ナビゲーション インターフェイスを通じて現在アクセスできるレコードの数を返します。たとえば、これらのレコードはすべて、関連する TDBGrid を使ってユーザーからアクセスすることができます。
  • RecordCount では、データセットから削除されたレコードやデータセットに追加されたレコードを追跡します。
  • LDV モードの TFDTable には適用されません。
  • オーバーヘッドがありません。
  • エンドユーザーにとって使いやすい値が得られます。
cmFetched TDataSet.RecordCount は、現在の時刻で取得されているレコードの数を返します。
  • RecordCount では、データセットから削除されたレコードやデータセットに追加されたレコードを追跡します。
  • LDV モードの TFDTable には適用されません。
  • オーバーヘッドがありません。
  • エンドユーザーにとって使いやすい値ではなく、現在のデータセットの "重み" が得られます。
cmTotal

TDataSet.RecordCount は、レコードの数(コマンドで返される値)を返します。そのために、FireDAC では SELECT COUNT(*) FROM (<元の SQL コマンド テキスト>) を発行します。

  • RecordCount では、データセットから削除されたレコードやデータセットに追加されたレコードを追跡しません。RecordCount を更新するには、TDataSet.Refresh メソッドを呼び出します。
  • LDV モードの TADTable に適用されます。
  • データセットを開くときにオーバーヘッドがあります。
  • データセット レコードが削除/挿入されるまでは、ほぼ正確なレコード数が得られます。

関連項目