FireDAC.Stan.Option.TFDTopResourceOptions.ServerOutput
Delphi
property ServerOutput: Boolean read GetServerOutput
C++
__property bool ServerOutput = {read=GetServerOutput, write=SetServerOutput, stored=IsSOS, default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | FireDAC.Stan.Option.pas FireDAC.Stan.Option.hpp |
FireDAC.Stan.Option | TFDTopResourceOptions |
説明
サーバー側メッセージのアクセス可能性を制御します。
ServerOutput を使用すると、クライアント アプリケーションに対するサーバー側の非エラー メッセージ(警告、ユーザー メッセージなど)のアクセス可能性を制御できます。これを True に設定すると、メッセージは必ず配信されるようになります。False に設定した場合は、メッセージが配信されるかどうかは DBMS しだいです。
サポートされているすべての DBMS が非エラー メッセージを自動的に返すわけではありません。たとえば、Oracle と MySQL の場合、FireDAC では、追加の DBMS API を呼び出してメッセージをクライアントに配信する必要があります。それには、追加のサーバー ラウンドトリップが必要になります。しかし、SQL Server や Sybase SQL Anywhere の場合、メッセージは常に自動的に返されます。ServerOutput を True に設定すると、どのような DBMS の場合でもメッセージが必ずクライアントに自動的に返されるようになりますが、さらに SQL 実行のオーバーヘッドが発生することに注意してください。
返されたメッセージには、Messages プロパティを通じてアクセスできます。
メッセージは、次の DBMS 呼び出し(Open、ExecSQL、StartTransaction など)まで、そこに格納されます。