FireDAC.Stan.Param.TFDMacro
Delphi
TFDMacro = class(TCollectionItem)
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | FireDAC.Stan.Param.pas | FireDAC.Stan.Param | FireDAC.Stan.Param |
説明
クエリ部分の置換変数を表します。
パラメータを使用することが不可能な、クエリ部分をパラメータ化したい場合に、TFDMacro クラスを使用します。これは、リテラル値と異なる字句要素、たとえば、FROM 句のテーブル名などがあげられるでしょう。置換変数とマクロは、FireDAC の環境内では同じものです。
置換変数は ! または & 記号で始まり、その後にマクロ名が続きます。 各記号の意味は以下のとおりです：
- ! - "文字列" 置換モード。マクロ値は、変換を受けずに "そのまま" コマンド テキスト内の変数と直接置換されます。
- & -- "SQL" 置換モード。 マクロ値は、ターゲット DBMS の構文規則を使って、マクロのデータ型に応じて置換されます。
例
// &Tab_name represents a macro.
FDQuery1.SQL.Text := 'SELECT * FROM &Tab_name';
FDQuery1.MacroByName('Tab_name').AsIdentifier := 'Order Details';
FDQuery1.Open;