System.Classes.TSeekOrigin

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

TSeekOrigin = (soBeginning, soCurrent, soEnd);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TSeekOrigin : unsigned char { soBeginning, soCurrent, soEnd };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
System.Classes.pas
System.Classes.hpp
System.Classes System.Classes

説明

TSeekOrigin は、シーク操作の開始位置を表します。

TSeekOrigin 型は、シークの開始位置とシークの方向を表します。次の表に、指定可能な値を示します。

意味

soBeginning

リソースの先頭からシークします。シーク操作は、指定された位置(オフセット)まで実行されます。オフセットは 0 以上の値でなければなりません。

soCurrent

リソース内の現在の位置からシークします。シーク操作は、現在の位置からのオフセット(現在位置 + オフセット)まで実行されます。オフセットは、前へ移動する場合は正の値、後へ移動する場合は負の値になります。

soEnd

リソースの末尾からシークします。シーク操作は、リソースの末尾からオフセットまで実行されます。このオフセットは負の値になります。それは、シークが、リソースの先頭に向かって実行されるからです。


警告: これらの定数を使用したために、予期しない/誤ったコードが生成される場合があります。その原因は、多重定義されたシーク メソッドが使用されるからです。このシーク メソッドは、offest : longint を使用するので、シーク範囲が 2GB に制限されます。

関連項目