System.DelphiInterface
C++
template <class T> class RTL_DELPHIRETURN DelphiInterface
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | systobj.h | System | System |
説明
DelphiInterface は、Delphi インターフェイスの C++ 実装です。
Delphi インターフェイスは、実装を持たない抽象プロパティ/メソッド/イベントの集合です。純粋仮想メソッドしか持たない C++ クラスと似ています。ただし、Delphi インターフェイス型では、組み込みの参照カウントをサポートしています。
DelphiInterface は、Delphi インターフェイスと互換性のある型を定義するための C++ テンプレートです。DelphiInterface では、初期化コンストラクタ、コピー コンストラクタ、代入演算子、デストラクタに参照カウントのロジックが定義されます。
メモ: 背後にあるインターフェイス ポインタにアクセスできる他の演算子では、参照カウントを処理しません。明示的に AddRef または Release を呼び出して、参照カウントを適切に保つ必要があります。
DelphiInterface は次に示すテンプレートです。
template <class T> class RTL_DELPHIRETURN DelphiInterface;
T パラメータは、背後にあるインターフェイス クラスまたは COM インターフェイスです。オブジェクト フレームワークでは、通常、結果として作成される DelphiInterface クラスに _di_IUnknown のような名前が付けられます。この IUnknown は対応するインターフェイスの名前です。これらのインターフェイスのドキュメントは、インターフェイス名(IFormDesigner など)をタイトルとして記述されています。