System.ExitProc
Delphi
ExitProc: Pointer; { Last installed exit procedure }
C++
extern DELPHI_PACKAGE void *ExitProc;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
variable | public | System.pas System.hpp |
System | System |
説明
プログラムの終了プロシージャを指すポインタであり,下位互換性のために提供されています。
Delphi コードでは,ExitProc 変数は,アプリケーションの終了プロシージャを指します。終了プロシージャは常に,プログラムの終了処理の一部として呼び出されます。ExitProc は,実行形式ファイルの生成時にのみ使用します。
終了プロシージャはパラメータを受け取りません。far 呼び出しモデルを強制するため,far procedure 指令を指定してコンパイルする必要があります。ExitProc 変数は下位互換性のために残されています。かわりに finalization を使用してください。
動的にロードされたパッケージでは ExitProc を使用しないでください。このプロシージャは,パッケージまたは DLL がロードされなかったときではなく,処理が停止したときに呼び出されます。ExitProc をパッケージまたは DLL から設定すると,ホスト EXE の ExitProc と競合する場合があります。これは,ExitProc はパッケージと互換性がないためで,かわりにユニットの終了処理部にコードを追加することをお勧めします。DLL 内部では,かわりに DLLProc 変数を使用できます。