System.Messaging.TMessageManager
Delphi
TMessageManager = class
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TMessageManager : public System::TObject
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | System.Messaging.pas System.Messaging.hpp |
System.Messaging | System.Messaging |
説明
メッセージのディスパッチを管理します。
TMessageManager は、アプリケーションのメッセージ処理を担当するクラスです。アプリケーション全体の通知センターとして働くオブジェクトを定義したものです。
TMessageManager のインスタンスはいくつでも作成することができますが、このクラスはシングルトンとしても動作します。TMessageManager.DefaultManager を呼び出すと、自分でインスタンスを作成して管理しなくても、TMessageManager のインスタンスにアクセスできます。
TMessageManager のインスタンスを手に入れたら、TMessageManager.SubscribeToMessage を呼び出して、特定の型のメッセージに対するメッセージ処理メソッドを登録することができます。メッセージ処理メソッドは、オブジェクトのメソッドでも無名メソッドでも構いません。ある型のメッセージに対するメソッドを登録すると、その型のメッセージを引数にして TMessageManager.SendMessage が呼び出されるたびに、登録したメソッドが呼び出されます。
既に登録したメソッドをメッセージの型から登録解除するには、TMessageManager.Unsubscribe を呼び出します。
あるメッセージを、その型のメッセージに対してメッセージ マネージャに登録されたすべてのメソッドにブロードキャストするには、TMessage またはそのサブクラスのインスタンスを作成し、TMessageManager.SendMessage を呼び出します。