System.VarClear
Delphi
procedure VarClear(var V: Variant);
C++
extern void VarClear(Variant& v);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
public | System.pas sysvari.h |
System | System |
説明
値が割り当てられていない状態になるように Variant を空にします。
VarClear プロシージャを呼び出すことは,Variant に Unassigned 定数を代入することと同じです。V は Variant にも OleVariant にも設定できますが,lvalue でなければなりません。
VarClear を呼び出した後では,VarIsEmpty 関数は true を返し,VarType 関数は varEmpty を返します。値が割り当てられていないバリアントを式で使用すると,例外が生成されます。また,値が割り当てられていないバリアントを(VarAsType または VarCast を使って)別の型に変換しようとすると,例外が生成されます。
メモ: Variant をクリアすることと,Null 値を代入することを混同しないでください。Variant をクリアすると,Variant は値が割り当てられていない状態になります。Null Variant は値が割り当てられていますが,Null の値を持ちます。値が割り当てられていないバリアントと異なり,Null Variant は式で使用することができ,ほかの型の Variant に変換することもできます。