Vcl.AppEvnts.TApplicationEvents.OnShortCut
Delphi
property OnShortCut;
C++
__property OnShortCut;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | published | Vcl.AppEvnts.pas Vcl.AppEvnts.hpp |
Vcl.AppEvnts | TApplicationEvents |
説明
ユーザーがキーを押したときに(OnKeyDown イベントの前に)発生します。
Vcl.AppEvnts.TApplicationEvents.OnShortCut は Vcl.AppEvnts.TCustomApplicationEvents.OnShortCut を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.AppEvnts.TCustomApplicationEvents.OnShortCut を参照しています。
ユーザーがキーを押したときに(OnKeyDown イベントの前に)発生します。
OnShortCut イベントを使用すると,ショートカットのキーストロークをフォームまたはコントロールが処理する前にディスパッチできます。ユーザーがキーを押すと,アプリケーションはそれを標準キーストローク処理(OnKeyDown,OnKeyPress,および OnKeyUp)ではなく,ショートカットキーとしてディスパッチできます。組み込みショートカット処理は,フォームに関連付けられているメニューのショートカットとアクションに対して提供されます。OnShortCut を使用すれば,アプリケーションが追加ショートカットを実装できます。
OnShortCut イベントハンドラがキーストロークに応答する場合は,Handled パラメータを true に設定します。これによって,キーストロークがアプリケーションに関連付けられているメニューとアクションに渡されるのを防ぐことができます。また,標準キーストローク処理も,メニューとアクションのショートカットの場合と同様に防ぐことができます。
メモ: CancelDispatch メソッドを OnShortCut イベントハンドラから呼び出すと,アプリケーションがほかのアプリケーションイベントオブジェクトにイベントを転送しないようにできます。