Vcl.Imaging.jpeg.TJPEGImage.ProgressiveDisplay
Delphi
property ProgressiveDisplay: Boolean read FProgressiveDisplay write FProgressiveDisplay;
C++
__property bool ProgressiveDisplay = {read=FProgressiveDisplay, write=FProgressiveDisplay, nodefault};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | public | Vcl.Imaging.jpeg.pas Vcl.Imaging.jpeg.hpp |
Vcl.Imaging.jpeg | TJPEGImage |
説明
ファイルを伸長するときのイメージの表示方法を制御します。
ProgressiveDisplay プロパティを使用すると，ファイルを読み出すときのイメージのインクリメンタル表示でオン／オフを切り替えることができます。たとえば，ファイルをダウンロードする必要があり，ダウンロード処理にイメージを段階的に表示するのと同じくらい時間がかかる場合は，ProgressiveDisplay プロパティを true に設定すると，ユーザーの体感時間が短くなります。jpeg データソースファイルがハードディスク上にある場合，段階的に表示してゆくようにすると，かえって表示に時間がかかります。この場合，ProgressiveDisplay プロパティを false に設定すると，イメージの表示をスピードアップできます。
ProgressiveDisplay プロパティは伸長でのみ使用しますが，イメージがどのように圧縮されたかに影響されます。ProgressiveEncoding プロパティを false に設定して圧縮したイメージでは，ProgressiveDisplay プロパティを利用できません。そのようなイメージの場合，ProgressiveDisplay プロパティを true に設定しても無効です。
