Vcl.JumpList.TCustomJumpList.AddToRecent

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Delphi

class procedure AddToRecent(const Path: string); overload; inline;
class procedure AddToRecent(const ShellLink: IShellLink); overload; inline;
class procedure AddToRecent(const JumpItem: TJumpListItem); overload; inline;

C++

__classmethod void __fastcall AddToRecent(const System::UnicodeString Path)/* overload */;
__classmethod void __fastcall AddToRecent(const _di_IShellLinkW ShellLink)/* overload */;
__classmethod void __fastcall AddToRecent(TJumpListItem* const JumpItem)/* overload */;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
procedure
function
public
Vcl.JumpList.pas
Vcl.JumpList.hpp
Vcl.JumpList TCustomJumpList


説明

アプリケーションが最近使用したファイルのリストと、アプリケーションがよく使用するファイルのリストに、指定されたファイルを追加します。

対象のファイルは以下のどの形で指定してもかまいません。

  • ファイル パスを含む文字列。"C:\Users\User\Documents\MyDocument.txt" など。
  • TJumpListItem のインスタンス。
  • IShellLink インターフェイスを実装したクラスのインスタンス。
JumpListsRecentListMyDocument.png

最近使用したファイルのリストおよびよく使用するファイルのリストが Windows によって表示されるのは、アプリケーションが 1 つ以上の種類のファイルを開くことができるように構成されている場合だけです。たとえば、ある種類のファイルを開くために使用できるアプリケーションとしてユーザーがアプリケーションを選択した場合、そのアプリケーションがその種類のファイルを開くためのデフォルト アプリケーションでなくても、最近使用したファイルとよく使用するファイルをアプリケーションのタスク バーに表示することができます。1 つ以上の種類のファイルを開くことができるようにアプリケーションを構成したら、アプリケーションの最近使用したファイルのリストおよびよく使用するファイルのリストに、任意の種類のファイルを追加することができます。

Windows では、デフォルトで、最近使用したファイルのリストだけが表示されます。そうではなく、よく使用するファイルのリストを表示するには、ShowFrequent プロパティを有効にしてください。Microsoft ではこれらのリストの片方だけを表示することを推奨していますが、必要であれば両方のリストを表示することができます。両方のリストを表示するには、ShowRecent プロパティと ShowFrequent プロパティの両方を有効にしてください。

アプリケーションがファイルを TOpenDialog コンポーネントを使用して開いた際、開かれたファイルは自動的に、最近開いたファイルやよく開くファイルのリストに追加されます。AddToRecent を手動で呼び出して、ユーザーが TOpenDialog を使用して開いたファイルを登録する必要はありません。

例外

AddToRecentJumpItemGetAsIShellLink を呼び出します。GetAsIShellLink ではいくつかの例外が発生する可能性があります。

関連項目