Vcl.OleAuto.EOleException
Delphi
EOleException = class(EOleError)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION EOleException : public EOleError
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | Vcl.OleAuto.pas Vcl.OleAuto.hpp |
Vcl.OleAuto | Vcl.OleAuto |
説明
オブジェクトのメソッドやプロパティで発生する OLE オートメーション エラーの例外クラスです。
EOleException は、OLE の IDispatch インターフェイスに固有のエラーを表す例外クラスです。 EOleException が発生するのは、IDispatch からメソッドを呼び出している最中にエラーが生じた場合です。 IDispatch インターフェイスの Invoke メソッドを使って呼び出されたプロパティまたはメソッドから、失敗を示す戻り値をサーバーが受け取ると、EOleException が生成されます。
エラーが発生すると、IDispatch によって呼び出されたオブジェクトは、例外についての基本的な情報（エラーの原因、エラー コード、説明、ヘルプ ファイル、状況依存型ヘルプの ID 番号など）を返すことができます。 EOleException はこの情報を取り込み、エラーの説明と ID 番号（あれば）はコンストラクタで生成されるメッセージに含められます。他の情報は、EOleException に定義された Source および HelpFile のプロパティと、ErrorCode プロパティに格納されます。