Vcl.StdCtrls.TScrollBar.LargeChange
Delphi
property LargeChange: TScrollBarInc read FLargeChange write FLargeChange default 1;
C++
__property Vcl::Forms::TScrollBarInc LargeChange = {read=FLargeChange, write=FLargeChange, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.StdCtrls.pas Vcl.StdCtrls.hpp |
Vcl.StdCtrls | TScrollBar |
説明
ユーザーが、サム タブのいずれかの側のスクロール バーをクリック、または、〔PgUp〕/〔PgDn〕を押した際に、Position が変化する量を指定します。
LargeChange を設定すると、ユーザーがサム タブの側(つまり、サブ タブ自身ではなく、サブ タブのトラック(移動可能部分))をクリックした際に、Position の値が変化する量を指定することができます。Max および Min プロパティで、Position が取り得る値の範囲を定義することができます。
たとえば、Max が 30000 で Min が 0 とき、スクロール ボックスの配置可能場所はおおよそ 30,000 です。LargeChange プロパティの設定が 10000 で、Position プロパティが 0 なら、ユーザーは、サム タブより後のスクロール バーのトラック部分を 3 回クリックすると、サム タブがスクロール バーの終わりまで移動できることになります(30000 / 10000 = 3)。
LargeChange は、ユーザーが 1 ページまたは 1 画面を見れる範囲の大きさに相当するべきであり、Max、Min、および Position の各プロパティで使用される論理ユニットで表されます。
関連項目