Vcl.SvcMgr.TServiceApplication

Delphi
TServiceApplication = class(TComponent)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TServiceApplication : public System::Classes::TComponent
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Vcl.SvcMgr.pas Vcl.SvcMgr.hpp |
Vcl.SvcMgr | Vcl.SvcMgr |
説明
TServiceApplication は,Windows NT サービスアプリケーションをカプセル化します。
TServiceApplication は,サービスと呼ばれる種類の Windows NT アプリケーションをカプセル化します。TServiceApplication は,この型のアプリケーションの基本的な動作を提供します。各 Service プロジェクトは,アプリケーションのインスタンスとして TServiceApplication 型の Application 変数を自動的に宣言します。Application 変数をプロジェクトに追加するには,IDE のメインウィンドウのメニューから[ファイル|新規作成]を選択して,[新規作成]ダイアログで[サービスアプリケーション]を選択します。
TServiceApplication は TService オブジェクトを保持し,そのオブジェクトのそれぞれが Windows NT サービスをカプセル化します。サービスアプリケーションオブジェクトは,サービスオブジェクトの作成と,サービスのインストール,登録,ディスパッチ,アンインストールを行うためのメソッドを提供します。
/INSTALL スイッチで実行されている場合,サービスアプリケーションは格納しているサービスを登録します。/UNINSTALL スイッチで実行されている場合,サービスアプリケーションはサービスの登録を解除します。/SILENT スイッチで実行されていない限り,サービスアプリケーションは,そのサービスのインストールまたはアンインストールに成功すると確認メッセージを表示します。
メモ: Forms ユニットまたは Httpapp ユニットをプロジェクトの uses リストに追加したり(Delphi),これらのユニットのユニットヘッダーをプロジェクトのソースファイルに含めたり(C++)しないでください。これらのユニットはそれぞれ,競合する TApplication 変数の型 TWebApplication の Application を宣言しています。