Web.HTTPApp.TAbstractWebRequestFile
Delphi
TAbstractWebRequestFile = class(TObject)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TAbstractWebRequestFile : public System::TObject
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | Web.HTTPApp.pas Web.HTTPApp.hpp |
Web.HTTPApp | Web.HTTPApp |
説明
TAbstractWebRequestFile は、HTTP リクエストからアップロードされたファイルを記述します。
TAbstractWebRequestFile は、HTTP リクエストからアップロードされたファイルを記述し、そこへのアクセスを提供する、プロパティ群を提供します。 これには、次のものがあります：
FileName、アップロードされたファイルの名前を提供。
FieldName、アップロード ファイルが値として入っているフィールドの名前を提供。
ContentType、ファイル データのエンコード方法を記述。
Stream、ファイル コンテンツを読み込んでくるストリーム オブジェクト。
これらプロパティを実装するメソッドはすべて abstract （C++ 用語では pure virtual）です。 これはつまり、Web サーバー アプリケーションが TAbstractWebRequestFile をインスタンス化しないことを意味します。 代わりに、TWebRequestFile など（Web Broker に含まれている） TAbstractWebRequestFile の下位クラスを使用します。
TAbstractWebRequestFile の下位クラスはそれぞれ、単一のアップロードされるファイルを記述します。 現在のリクエストからアップロードされるすべてのファイルのコレクションは、TWebRequest の Files プロパティとして利用可能です。 さらに、Web Broker アプリケーションでは、アップロード ファイルを操作するアダプタ フィールド TUpdateFileList オブジェクトや IActionFieldValues インターフェイスを使用して、これらのファイルを表します。
メモ： アップロード ファイルに対するサポートは、Web Broker にのみ含まれています。 その他の Web サーバー アプリケーションの場合、このクラスは、TWebRequest 上の Files プロパティのためのプレースホルダとしてのみ、存在しています。