Winapi.Mtx.CreateTransactionContextEx

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Delphi

function CreateTransactionContextEx: ITransactionContextEx;

C++

extern DELPHI_PACKAGE _di_ITransactionContextEx __fastcall CreateTransactionContextEx(void);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function public
Winapi.Mtx.pas
Winapi.Mtx.hpp
Winapi.Mtx Winapi.Mtx

説明

トランザクションの開始をマーキングする TransactionContextEx オブジェクトをインスタンス化します。

MTS ベースクライアントは,CreateTransactionEx を使って 1 つまたは複数の MTS オブジェクトの作業を 1 つのアトミックなトランザクションに結合したり,トランザクションをコミットまたは中止します。クライアントは,CreateTransactionEx オブジェクトをインスタンス化することによってトランザクションを開始します。また,CreateTransactionEx オブジェクトの Complete または Abort を呼び出すことによってトランザクションを終了します。



メソッド 説明

Abort

現在のトランザクションに加わっているすべての MTS オブジェクトの作業を中止する。トランザクションは,このメソッドから戻った時点で完了する。

Commit

現在のトランザクションに加わっているすべての MTS オブジェクトの作業のコミットを試みる。トランザクションに加わっているいずれかの MTS オブジェクトが SetAbort または DisableCommit を呼び出した場合,またはシステムエラーが発生した場合,トランザクションは中止される。それ以外の場合は,トランザクションはコミットされる。どちらの場合も,トランザクションは,このメソッドから戻った時点で完了する。

CreateInstance

別の MTS オブジェクトをインスタンス化する。オブジェクトを提供するコンポーネントがトランザクションをサポートまたは要求するように構成されている場合は,新しいオブジェクトは TransactionContextEx オブジェクトのトランザクションで実行される。



関連項目