API:FireDAC.Comp.Client.TFDCommand.OnError
Delphi
property OnError;
C++
__property OnError;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | published | FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp |
FireDAC.Comp.Client | TFDCommand |
説明
コマンドが DBMS と通信を行っている間にエラーが起きた場合に発生するイベントです。
FireDAC.Comp.Client.TFDCommand.OnError は FireDAC.Comp.Client.TFDCustomCommand.OnError を継承しています。以下の内容はすべて FireDAC.Comp.Client.TFDCustomCommand.OnError を参照しています。
コマンドが DBMS と通信を行っている間にエラーが起きた場合に発生するイベントです。
OnError イベントが発生するのは、コマンドが次の処理のいずれかを実行し、エラーが起きたときです。
- Prepare: コマンドは実行する DBMS コマンドのテキストを準備しています。
- Open: コマンドはカーソルを開く DBMS コマンドを実行しています。
- Execute: コマンドは DBMS コマンドのテキストを実行しています。
- Fetch: コマンドはカーソルから行を取得しています。
OnError のイベント ハンドラで受け取るパラメータは次のとおりです。
ASender
: コマンドです。AInitiator
: 例外を発生させたオブジェクトです。AException
: 例外です。通常は EFDDBEngineException のインスタンスです。
OnError を処理して、例外オブジェクトの解析や変更をすることができます。新しい例外オブジェクトを作成して AException
に割り当てることすら可能です。ただしその場合には、元の例外オブジェクトを必ず解放しなければなりません。
AException
が EFDDBArrayExecuteError のインスタンスであれば、配列 DML のエラー処理に該当します。