Bde.DBTables.TBatchMove.AbortOnProblem
Delphi
property AbortOnProblem: Boolean read FAbortOnProblem write FAbortOnProblem default True;
C++
__property bool AbortOnProblem = {read=FAbortOnProblem, write=FAbortOnProblem, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp |
Bde.DBTables | TBatchMove |
説明
指定した Destination に合わせてデータを切り捨てる必要があるときに,バッチ処理をすぐに終了するかどうかを指定します。
AbortOnProblem プロパティを true に設定すると,Source テーブルレコードの項目型と Destination テーブルレコードの項目型が一致しないときにバッチ処理が中止されます。AbortOnProblem プロパティを false に設定すると,一致しない項目は「"切り詰め"」られます。AbortOnProblem が false の場合は,ProblemTableName を設定して,データを切り捨てるときに元のレコードを別のテーブルに保存します。
項目を切り詰めるということは,項目の値をデスティネーションフィールドの型と互換性がある値に変換することを内容します。たとえば,デスティネーションテーブルの項目が 10 文字で,ソーステーブルの対応する項目が 15 文字の場合,ソーステーブルの最後の 5 文字が切り捨てられます。値が変換できないと,TBatchMove は例外を生成します。
Mode プロパティが batCopy に設定されている場合,切り詰めは発生しません。削除処理を行う場合,項目の切り詰めが発生すると,ソーステーブルのレコードとは厳密に一致しないデスティネーションテーブルのレコードが削除される可能性があります。
メモ: 項目ごとに切り詰めを指定するには,TBDECallback オブジェクトを使用します。