Data.SqlExpr.TSQLConnection

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Data.DB.TCustomConnectionSystem.Classes.TComponentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTSQLConnection

Delphi

TSQLConnection = class(TCustomConnection)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TSQLConnection : public Data::Db::TCustomConnection

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Data.SqlExpr.pas
Data.SqlExpr.hpp
Data.SqlExpr Data.SqlExpr


説明

TSQLConnection は、データベース サーバーへの dbExpress 接続をカプセル化したものです。

TSQLConnection を使用すると、dbExpress データベース接続を表現することができます。 単一の TSQLConnection コンポーネントから提供される接続を、複数の SQL データセット コンポーネントで、それぞれの TSQLConnection プロパティを通じて共有することができます。

TSQLConnection は、dbExpress ドライバおよび 2 つのファイルとやり取りします。 まず、dbxdrivers.ini(Windows の場合)または dbxdrivers(Linux の場合)には、インストールされているドライバのタイプ(Interbase、Oracle など)が一覧されており、それぞれのドライバごとに、必要なライブラリ(DLL や共有オブジェクト)とすべての接続パラメータのデフォルト設定が一覧されています。 第 2 のファイル dbxconnections.ini(Windows の場合)または dbxconnections(Linux の場合)には、接続構成の名前付きセットが一覧されています。 各構成は TSQLConnection の一連の設定を表し、個々のデータベース接続を記述しています。

TSQLConnection を使用すると、dbxconnections.ini に記載されている名前付き構成の中から 1 つを選択し、それを用いてデータベースに接続したり新しい構成を定義することができます。 ConnectionName プロパティを使用すると、既に作成されている接続を選択できます。 接続の追加や管理を行うには、RAD StudioIDE に組み込まれている [データ エクスプローラ]([表示|データ エクスプローラ])を使用します。

データベース接続の記述と確立に加え、TSQLConnection では、サーバー ログインの制御、トランザクションの管理、サーバーからのメタデータの取得に用いるプロパティ、メソッド、イベントも公開しています。

関連項目

コード サンプル