Data.Win.ADODB.TADOConnection.Errors
Delphi
property Errors: Errors read GetErrors;
C++
__property Winapi::Adoint::_di_Errors Errors = {read=GetErrors};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | TADOConnection |
説明
Errors は,Errors Collection の実装です。
Errors プロパティを使用すると,TADOConnection コンポーネントが表す ADO Connection オブジェクトの ADO Errors Collection に直接アクセスできるようになります。この直接アクセスの参照により,アプリケーションは基底の Errors Collection オブジェクトのプロパティとメソッドを使用することができます。基底の接続オブジェクトへのアクセスは,TADOConnection に現れない Errors Collection のプロパティとメソッドを利用する場合に特に便利です。
Connection オブジェクトの Errors Collection オブジェクトは,プロバイダによって生成されたエラーを格納します。各プロバイダのエラーについて,1 つまたは複数の ADO Error オブジェクトが Errors Collection に配置されます。Error オブジェクトは,プロバイダで発生した各エラーを表すもので,ADO 特有のものではありません。次にエラーが発生すると,Errors Collection からすべての Error オブジェクトが削除され,現在のエラーの新しい Error オブジェクトが挿入されます。
メモ: 基底の ADO Errors Collection オブジェクトに直接アクセスするために Errors プロパティを使用する場合は,ADO オブジェクトの一般的な知識および ADO パラメータコレクションオブジェクトの専門的な知識が必要です。接続オブジェクトの処理に慣れていない場合は,Errors Collection オブジェクトを直接使用しないでください。ADO Errors Collection オブジェクトの使い方についての詳細は,Microsoft Data Store SDK ヘルプを参照してください。